私は念の為二人に着いていくと、それはもう酷かった。





二人は寝ている平助の口にお粥をどんどんと詰め込んで行った。






八重「はぁ....怪我人相手に何をやっているんだか................」





すると盛大にお粥を口から噴射させた平助と目が合った。





藤堂「八重ぇぇぇ!何でこの二人に僕のご飯渡しちゃったの!?」





八重「あ、あれ?ダメだった?」
    




藤堂「当たり前だろ!!!」






私に文句を言う平助に左之助は容赦なく粥を口に突っ込んで行った。






藤堂「左之さん!俺怪我人!もう少し労わってよ!!ムグッ!」




八重「はぁ....見なかったことにしよう。」





八重は静かにその場を離れた。