「まぁ、でも涯が言うとおり声で分かるしかないね。 後の2人は」 「そうか。 話しを逸らして悪かった。」 黎兎はそう言うと部屋の隅に行った。 自由な弟だなー。 「話しを戻すぞ。 黎奈に魔法を教えるのはこれまでだ。 後は各自で魔法の書を見て覚えてくれ」 「わかった」 私そんなに凄かったんだ。 全然実感ないなー。