少しの間、沈黙になる。 「俺さ・・」 沈黙を破ったのは瑠雲だ。 「最初、俺と風雅が魔法を発動させたとき、 なにも感じてなかったから不安だったけど、 本当に魔法を使ったことないのか疑うぐらいパワーが凄まじかった・・・」 「命の危険を感じた、俺は」 「なんでよりによって、あの魔法を発動させたんだよ」 瑠雲に続き、先生、雷が言葉を発する。 「炎虎が居なかったら僕たち絶対怪我してたよね」 後ろにいた4人がこっちにくる。