「大切だって思う人の存在が
あたしを狂わせる結果を
呼んだんだって。だから、
奈美に深く関わるのは
やめるって決めたんだ。

友達だけど親友にはならない。」

あたしの昔話を真剣に
聞いてくれた寺田さんは
何も言わずただ頭を
なでてくれた。

大好きなの。
いつも一緒にいたいの。
もっと笑いあいたいの…

奈美、こんなあたしを
あなたはどう思う?─