放課後、いつもどおり
咲と帰ろうとすると…

「好きな人いないって
言ったじゃん!」

咲はあたしを叩いた。

誰かがキスしている所を
見ていたらしくそれを
咲は耳にしたらしい。

「その時はいなかった。
後から好きになったの。」

「はぁっ!?何それ…
ちょっとあかぬけたからか
しんないけど調子のんな!」

捨て台詞をはき
走り去っていった。

全部、咲のおかげだったのに…

あたしは大切な友達を
失ってしまったのだった―