「麻美、迎えに来たよ。」

後ろで聞こえたのは、私が
よく知ってる人の声。私が
大好きな人のずっと待って
た言葉。

「真司!」

会えなかった時間をうめる
様にいっぱい愛しあった。

もしかして今日、迎えにき
てくれたのは私がまた強く
願ったからなのかな?蝶々
結びをしたからかな?

実は昨日、先生を思って
手紙を書いていたんだ。