公園に着いたがえりはまだ
のようだ。その待ってる間
一秒がどんなに長く感じれ
ただろうか?

落ち着かない様子で立ちつ
くしふと向い側の道路を見
るとえりが息を切らしなが
ら走ってきたのが見えた。
うれしくて大きく手を振り
見つけやすいように飛び跳
ねたりもした。するとえり
も気付き信号が青に変わる
瞬間を足踏みして待ってい
る。何台もの車が目の前を
通り過ぎようやく青に変わ
ろうとしていた。俺は待ち
きれず少し車道に足を踏み
入れてしまっていた。  

プップー

耳障りなクラクションの音
が聞こえ危険だと理解し、
歩道に再び足を戻した。