風が体に突き刺さるような
感覚が落ちる事を意味して
いるようで。

ドサッ

「いったぁ…くない?」

不思議に思って下を見たら
そこには真司先生がいた。

「大丈夫?」

優しい先生の言葉に涙が、
自然とあふれだした。

「ありがとうございます!
私は大丈夫ですけど、先生
は…」

足をくじいた事をわかって
いながらも問いかけた。