「み、美橙の!!!」




「ありえねぇ」




「うぅ……」





 くそぉ。


 こいつ、もしかして嘘とか通じない系のヤンキー!?



 いやいや。


 そんな、嘘発見器みたいな人間、いるわけない。





 どうしようか。





 自然と汗が額に滲み出る。




 バラす?いや……やっぱり、それはヤダ。



 こいつはきっと口がかるい。


 だから、すぐいろんな人に広まりそう。



 それだけはぜっっったいにヤダ!!!