『す、すいません!!


 お、おお、俺…酔ってたんすよっ!!だから…俺は悪くない!!』





 必死に顔を横に振り、美藍さんから離れる。






『……銀、今までありがとな』





 冷たい目で拓真さんは銀さんに言った。『ちょ、拓真…!!』と銀さんは助けを求めたが拓真さんは無視。






『俺知らね…っ』




 玄さんは口笛を吹きあさっての方向を向く。










『ぎゃああぁああぁぁあああ!!!!』





 美藍さんに半殺しにされ、倉庫中に響いた銀さんの悲鳴。



 俺はその様子を見て『ご愁傷様です』と心の中で呟いたのだった―――――――