銀さんと玄さんが『ヒューヒュー』とはやしたてる。 プチ…というなにかが切れたほとが聞こえ、俺はビクッとなった。 『…銀、地獄に逝く準備はいいか?』 完全に桜華になった美藍さんが、殺気を解放しつつ黒ずんだ瞳を銀さんに向けた。 『っ!!』 その美藍さんの表情に、銀さんの酔はサー…と覚めていき、顔色がどんどん悪くなる。