これは、「一目惚れ」というんだろうか。 MIRIAに会って「頑張って」と言いたい。 そんな夢ばかり見ながら、俺は時間が過ぎるたびどんどんMIRIAにはまっていった。 ――――高校二年。その6月、まさか“本当の姿”でMIRIAと会えるなんて知りもしないで。 MIRIAがすぐ近くに現れるとも知らずに、俺は今日もMIRIAの曲を聴いていた。 <end>