「お前、龍華に入んねぇか?」




「龍華…?




 それって、お父さんがいた族だよね?


 お父さんにいつか入れって言われてたんだー。






 じゃあ、入ろうかな。でも、私なんかがいいの?」





「いいんだよ。な?健吾」





「あぁ。…お前は強いしな」






「そんな理由ー?


 まぁ、入るけどさ」







 刺激的な戦いをしたあと、こんなにもあっさり、世界NO.1の族に美藍は入った。