「そうか。

 だが、美藍。一つ間違ってるぞ」






 銀が真っ直ぐに私を見つめる。



 そして、








「光は探さなくても、もう目の前にあるじゃねぇか。



 甲羅のやつらも俺らも……美藍にとっての“光”だ。間違いなくな」







 と大人びた笑みをこぼしながら言った。






 え…?お前らが……私の、“光”…?




 私は周りをキョロリと見渡す。



 必死に、助け合って起き上がってる甲羅のみんな。そして目の前には、龍華の4人。