やっと終わった。






 勝ちか負けかは、もうどうでもいい。








 それよりもみんなが心配だ。







 私はさっきよりも軽い足取りで、まずは龍華のところへと向かった。





 さぁ、私も進むとするか。





 怖がるな。進め。前にある“光”へと。



 待っててくれたみんなの元へと。