絶対、返り討ちにあう。 それぐらい、わかるでしょう? 相手は、私のいない龍華とほとんど同じ力なんだよ? あんたらに敵うはずがない。 なのに…どうして? どうしてそこまで――――――― 震える手を私はギュッと握り締める。 龍華のやつらも、同じこと言ってんのかな……。 絶対、そうするだろうな。 あいつらは一度言った意見を曲げないし。 必ず潰しに行くだろう。