このまま眠れそう。


 フカフカのベット。




 このまま…永遠に眠れたら、どれだけ楽だろう。




 すると、ピンポーンとドアホンが鳴った。


 誰…?


 私は警戒心なく扉を開けた。



「げ」



「げってなんだよ。げ、って」



 扉を開けると、そこにいたのはあいつら。


 甲羅4人組。


「お前が505号室に来るなんてな」

 昂がそう言った。


「…え、まさか……」


「そのまさかだよ。美藍ちゃん♪」


 両隣って…こいつらーーー!?


 最悪…。


 ちょっと、晋也さん…。もっと気を使ってくださいよ。