「美藍、お前すごかったな。テスト。




 まさか、800満点中の800点――――満点をとるなんて思わなかったぜ」






 …そう。



 夏休み前にあったテストで、私は見事満点をとることができた。



 玄関に張り出されていた順位は、もちろん私が一位。





 みんな…甲羅の幹部以上5人組から「すごっ…」という言葉がこぼれていた。






「だってあのテストが簡単すぎたんだもん」






「はぁあ!!??




 お前の頭……どうなってるか見てみてぇわ」






 五人にも同じことを言った。


 五人も晋也さんと同じようなことを言った。