「あーさー!」

思い出すのは、辛い記憶。

「桜、約束だからな!絶対死ぬなよ!」

その言葉を、今でも思い出す。


金髪のあの子は、イギリス人だった。


第二次世界対戦が足音をたてる1940年。

12才の幼い記憶に、さよならを。