私は、友達に“妬み”“怒り”“憎しみ”の気持ちを持っていた。

自慢しないでよ。私も彼のことが好き。

何度も言うチャンスはあったはず。
なのに、チャンスを逃してしまった。

涙は止まらず、頬をつたう。


そして、立ち上がり窓の外をふっと見た。


『ウチ、あんたの事が好き!』


私は愕然とした。


ちょうど、友達が告白していたところだったのだ。


目が離せなかった。