―――――小学校の6年生の時。

私は、隣の席の男子が好きだった。

そして、よく趣味が合って・・・。

いつの間にか好きになってた。

恋していた。


それを気付いてから、彼を見るたび、目が合うたび・・・

私は赤面してしまって、何もしゃべれなくなってしまったのだ。


そして、席替えがやってきた。


私は、頬杖をつきながら、

『ずっと・・・この席がいいなぁ。』

と呟いた。

私は焦った。


つい、心の中の想いが言葉として出てしまった。

そして、しまった!と思って彼の顔をおそるおそる見てみると・・・。