『あ・・・。そうなのかもしれないね。』 ーずっと会ってない幼なじみを思ってるなんて、たしかに引きずってると一緒なのかも・・・。- 「そうだよ!真由!さ、早く行かなきゃ遅れちゃうよー!」 そう言って私の手を引っ張った。 『・・・うん。』 私は少し重苦しい気持ちを心にしまい、走り出した。 ーこれで、いいんだよね?- でもこの時は思いもしなかった。 また、彼に会えるなんて・・・。