俺は、あいつと付き合った。


あいつの名前は千明(ちあき)


俺は、大地(だいち)


まぁ、普通の高校生


次の日、俺は学校に行った


担任やクラスメイトには珍しがられた


「おっす。お前昨日どこ行ってたん?」


ダチの葉月(はづき)だ


「よっ 昨日はカラオケ行ってた」


「誰とだよ〜」


「千明…」

俺は顔を赤めながら言った。


「へぇー。お前と千明ってそうゆう関係だったんだ」


葉月はからかうように言った


「ちげーよ。な、なんと言うかその成り行きで」


俺は、恥ずかしくてたまらなかった


葉月はニコニコしながら


「良かったな。千明結構可愛いし」


と、そこへ千明が登校してきた。


「おはよー。ちゃんと大地来てんじゃん」


「おー。噂をすればなんとかだな」


葉月が俺の方を向いて言った


「うっせー」


俺は、そう返した


クラス全員が俺たちの方を見てる


「なんなんだよ、てめーら」


俺が叫んだ


クラス全員がびびって目を避けた


コツン。


「ってーな。なにすんだよ」


「大地があんなこと言うからじゃん」


千明が半分怒って言う


葉月は、その様子を笑ながら見てる


やっぱつまんね


俺は思った


「葉月、屋上行こーぜ」


「サボり付き合うぜ」


俺と葉月は出て行った


千明が何か叫んでる


俺の耳にはその言葉が入ってこなかった


途中、食堂でパンとコーヒーを買って屋上に行った


「なぁー葉月」


「ん?何」


「いや、やっぱいいや」


「そっか」


葉月は笑った


「葉月って付き合ったこととかあんの?」


「なんだよ、なんもねーって言ったじゃん」


「んじゃ良いよ」


俺は、何聞いてんだと思った


「あるよ。1回だけな」


葉月は答えた


「あいつは俺が付き合った女の中で本気で付き合った女だ」


「は?お前どんだけ付き合ってんだよ」


葉月は笑ながら


「んっとねー15,6人かな」


「やばっ。じゃあさーその子との話聞かせてくんない」


「おう」

葉月は真剣な顔して話し始めた