ここは、どこ? 見慣れない天井。 見慣れないベッド。 あたし…どうなったの? 「あ、起きたか?」 ゆっくりと声のする方を向く。 声の主は、顔が整っている…そう、 「琉樹……」 「お前、すげー寝てた。もう大丈夫か?」 そういえば、あたし… なにがあったんだっけ。 「うん…大丈夫」 琉樹の笑顔に体に安心感が広がる。