夢みたいな事がおきた
昨日の今日。


「なあなあ、


三浦と佐原さんってさ...


付き合いだしたの!?」


教室に入ると、

噂好きな男子たちが
三浦くんを問い詰めているところだった。

クラスメートの視線がそこへと集中する。


「...昨日から、ね」


頬を染め、小さな声で
三浦くんが答えた。



クラスのみんなは



「「ええええええ!!」」


一斉に叫びだした。



そりゃそうだ


私たち...今まで
あまり話したことなかったから。