「瞬ごめんね…私起こしちゃったね」


きっと
ホストの仕事で疲れてる…よね


悪いことしちゃったな…




「ん〜大丈夫大丈夫ぅ〜

それより…きょん何かあった?


なんか
心配事と悲しい事…
そんな感じかな?」



図星すぎて言葉が出なかった



瞬はいっつもヘラヘラしてるくせに
周りがちゃんと見えてて

時々鋭い…



「ははは……瞬は時々鋭いよね…

鼻の効く犬的な?……ふふ」




「犬ってなにさぁー」なんて拗ねたふりしてる瞬…





その後

瞬と私は他愛もない話をしながら

朝の7時を迎えた…