ーーー次の日ーーー
ピーンポーン………
蘭かしら。
でも、いつもと迎えに来る時間が違う………。
「今日は早いわ………………ね?ってえ?」
違う。
蘭じゃない。
「なん………」
「やっ( ^ω^ )」
やっ。
じゃない。
なんであなたがここにいるのよ………。
「いやぁ、やっぱ、遠いねー因みに隣は奏くん?」
「えぇ………って、あなたに教える義理はないわ。」
「いやもうきいちゃったしwww」
………。
互いに沈黙………………。
なに………この状況………。
「ねぇ」
だいたい言おうとしてることは、予想がついた。
「家入っ………「さよならっ!」」
ガチャンっ。
勢いよくドアを閉める。
なんでだよー!
なぁー!
って、外でずっといってる。
近所迷惑………。
私は仕方ないから家にいれて上げることにした。
「う、うるさいから入って。近所迷惑になるのはゴメンだわ………。」
なんて、真顔で言うけど
新條渉にはバレバレで、
「顔………赤いけど?(ニヤニヤ」
「べっ!別に赤くなんかない。」
実際は、少し緊張してる。
だって、一応この人男の人だし………
男の人は蘭以外はあげたことないし………。
そりゃあ私だって緊張しちゃうわよ………。
いくら、この人が嫌いでも。
「そこ。座ってて。私支度してくる。絶対上にはあがってこないで。」
それだけいい、自分の部屋に戻った。
ふぅ………なんなの?あの人。ついに、家にまで来た………。
あれ、そういえばあの人私の事………
好き………なんだっけ。
「//////」
不思議と顔が熱くなる………。
どうして?
嫌いなのに………こんなにも気になるの………?
とりあえず、支度か終わった私は蘭が来るのをただただ待っていた。
「………。」
「………。」
テレビをつけていてもこの気まずい感じ………
早く蘭来て………(泣)
お葬式状態な私たちを誰か助けて………………
「なぁ。学校行かないの?」
そう言ってきたのは………………
明らかに不機嫌な………
「ら………蘭。」
「なんで、新條渉くんがいるのかなぁ?」
ものすごく不吉な事が起こりそう………。