悪口ー

朝、家をでて、学校に行き、美歩と話して、馬鹿やって・・・・。

これが日常。

でも今日は違った。

いつも朝来るともう美歩がいて、今日は早く来てしまったので近くのベンチにすわって

携帯をいじりながら時間をつぶしていた。

あははっはは!だよねー!

遠くから、女の子の声がする。よく見てみると、美歩だった

しばらく美歩を見ていると、角のベンチに座った。

二人だった。 あっちからは、こっちの様子が見えない。

でも声がよく聞こえる。耳を澄まして聞いてみた


「うーん!でねあのドラマねぇー!めっちゃ感動したよー!!」

「へぇー!みたいなー!でさでさ、この前のさ・・・・・。」

他愛のない話で盛り上がっており、聞いてるこっちも楽しく感じた。

「てゆぅかさぁー!美歩の彼氏と最近どぉなの?」

「んー?べっつにー♪てかさぁー!きもいよ。最近・・・。ミーちゃん!×2

とかいうしさー!うっとうしい!だってぇー松川先輩の方がかっこいいしー!

めっちゃわかれたぁぁぁいっw」

「今もし、彼氏いたらどーする?」

「えーどうでもいい!あってかねー」

うそだろ・・・・・。


悲しみをこらえながら学校へ向かった・・・。