ー麗利sideー

私には勝つ自信があったそれは昔鬼神とまで呼ばれた絶対的な強さを誇る精鋭部隊の隊長がいたからである

今まで私は彼が負けるところを見たことがないなので私には恂が負けるであろう事が予測できていたので隊長に初めから痛めつけても良いからころさないでねといっておいたのだ

でも実際は違った隊長以外の隊員は全員消え

隊長も彼と互角に戦っていたのだ

私は彼がほしいと思った

彼がいれば私がお兄様たちやお父様方に勝てるかもしれないからだ

私に別に愛も抱かなかった夫婦などどうでもいいいまさら言うがただ今家族という形いや文字だけの権力で使ってやってるだけだ

隊長だって元はといえばお父様の部下なので私がお父様に敵対したときは覚悟をしなければならない

鬼神に勝てる戦力と力それと私の戦略、権力をつかわない限り勝てないそう判断したのだ

隊長が私の横で吹っ飛ばされたその瞬間、恂も吹っ飛ばされたが体制をすぐ建て直し逃げ去って言った

隊長は無言で首を横に振り
作戦の失敗を私に告げた

彼から私に作戦の失敗を告げられたのは初めてだった

ー麗利sideーend