片宮を見た瞬間
俺はやってしまったと思った
しかし俺をつけていた理由がわからないからにはどうしようもない
沈黙が続く
そんな沈黙を破ったのは
麗利「あんた何者?」
片宮のこの一言であった
俺は無言で返答する
麗利「あんた私の護衛がどんな出身か知ってるの?普通の人がかなうような相手じゃないのはわかってるとは思うけど」
そんなこと答える筋合いはないと判断した、有利な立場にいる俺は
恂「お前立場わかってんの?俺の質問に答えろ!最近このあたりの治安が悪くなってんのとお前は関係あるのか?」
麗利「私は関係ないわ」
恂「ほぉー‘は’って事は知ってるって事だな」
麗利「そんなことよりあの笑顔が美しい小暮君はどこいっちゃったのかな?」
片宮はこっち側に関係があるらしいと確信した俺は殺気を出して無言で俺への返答を待つことにした。