その日、私は一人で家に帰された。
てっきり皆様に送られるパターンかと思いきや、白笑さんがこんな事を言い出したのだ。
「さっきも言った通り、ゲームは極力、雛鳥さんの迷惑にならないように進める事。
――つまり、僕達が接触を許されるのは、学校では部活の時間のみ。
登下校やその他休み時間は関わらない事。これを規約としないか?」
「ハイ、質問だ」
手を上げたのは翠斗さん。
「なぜそこまで取り決める必要が?登下校や休み時間に我々と過ごすと、なにか迷惑になるのか?」
「そうだ」
「何?」
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
読み込み中…