「だからって罠まで張って二人きりになろうとするのはどうかなぁ?」

灼呀くんの後ろから、枢弥くん、翠斗くんが!

「罠だなんて・・・人聞き悪いね。餌をぶらさげたら簡単にかかっただけだけど?」
驚いた素振りもなく返す白笑さんに、
「その餌をぶらさげるという行為が罠そのものだろうが!」
「アニメ見に帰らなかったんだ?」
「いや、いったん帰って録画予約した」
Vサインを掲げる翠斗さん。

この兄弟――みんながライバルなんだ・・・。