屋上に着くと、灼呀君と高野君は、互いに間合いを取り合い仁王立ちで睨み合っていた。
イイ感じに風も吹いて、無駄に決闘ムードが漂っている。

勝負の方法は一体――!?

「「最初はグー!!」」

「ジャンケンかい!!」
盛大にツッコんでしまった。

「「ジャンケンぽん!!」」

あいこもなくサラリと勝利を手にしたのは――・・・