「ぜひ晩御飯も食べていってね」
という母の一言で、延長戦が決定した。

「初菜ちゃん、作るの手伝ってー?」
「はーい」

「晴香(はるか)さん、僕もお手伝いします」
と申し出た白笑さんに、
「いいのよ、白笑くんはお客様なんだから。――でも将来的には手伝ってもらうかもしれないけど☆」
「はい」
「だから勝手な未来予想匂わせないで」
てかなんでママ、下の名前教えたしっ。