僕はその時の事を忘れない――。 一時的な物欲とノリで実行してしまったことを後悔した――。 「お兄ちゃん、あれ取って欲しいニャン☆お願いニャンッ☆」 偶然その場に居合わせていた初菜ちゃんに見られた(泣) 「大丈夫。私、この事誰にも喋らない。別に女装趣味とか引かないよ。うん、ホントに似合ってる。カワイイ(棒)」 笑顔を設定されたロボットみたいな顔でフォローされた。 泣きたい。