暫くてから私の家に先生が行って結婚の事を話した。あとから聞いたけど男にも言わなかったみたいそして私の部屋から私の服や小物を持って帰って来てくれた。そして帰るとき母親からひとつ渡されたものがあったんだって私に渡した。

先生ははいって言ってそれを渡すと寝室に私の服を片付け出したそして私は渡された物をゆっくりと開いた。

そこには母が毎月コツコツと貯めた貯金が・・・そして私の子供の時の写真。そしてその裏に

~守れなくてごめんね愛してるわ私の娘へ~

母の字でそう書かれていた。涙が止まらなく
てその場にしゃがみこむ。私は大切にされていたの?母さんごめんなさい。

先生の背中に抱きつく。先生は何も言わずに私の頭を撫でていたんだ。