奏「えっ?」

和成「ずっとお前が心配やって目が離せへんかったんやけどでもあのとき屋上で初めて話したやんか?そんときほんままもりたいって思たっんや。なに言われたかしらんけどでも俺はお前を助けたいそう思ったから結婚したんや」

関西弁。そう言えばあのとき本当の事を伝えたいときとかには出るって言ってた。本当の言葉は関西弁だからって。本当なの?

和成「なぁ出てきてや、そんで抱きしめさせて」

ゆっくりとドアを開けるとそこには涙を流しながらドアに額をつけている和成さんが私を確認するとぎゅっと抱きしめた。

和成「ほんまビックリしたわ、このままいなくなるんちゃうかって思った」

奏「うん」

和成「ほんで聞かせてくれへん?何が不安なのか」