大きな、テーブルが 置いてある。


クロスの柄は
花…。 ピンク色の。



それから、俺は、 柚 衣【ゆい】 に

「うまい!」って…。




俺の回想が、途切れる。




死は、一瞬 だ。
…。



存在していた、人が
そこに、いるような気配は するのに…。



どこを 捜しても

、もう全然  、見当たらないんだ。


名前を 叫んでも
返事も、返っては、来ない。







「柚 衣!!!」っ”


…。

柚 衣が 、あのころのように

俺をみつめている、気がした…。