せっかくの公園日和だというのに、めぐはまだ、ぷりぷりしている。 「もーっ!小太郎!聞いてるのーっ?また可愛いお姉さん捕まえて、デレデレしてたんでしょっ!」 お姉さん達は僕が捕まえるんじゃない。あっちから、寄ってたかってくるのだ。 まぁ、僕は自分でも思うけど、カッコ良くって、愛嬌があって、好かれるタイプなのだ。 仕方ないことなのだ。