体育館を出て、少し歩くと、小さな公園があった。



ブランコと滑り台しかない、小さな小さな公園。



この雰囲気、なんか好き。



スケッチブックと色鉛筆があったら、すぐにスケッチするのにな〜...。



「ちょっと寄ってく?」



私の気持ちが読まれたのか、たまたま偶然なのか、彼が言ってくれた。



「うん♪」