今日は試合の日...らしい。



気付いたら試合会場に来ていて、気付いたら審判が笛を吹いていた。



もう試合は始まっているのに、緊張したままだ。




彼女が来てくれているのかすらも分からない。




その時、パスが回ってきた。




ボールを取ろうとした目線の先にある応援席。



彼女がじっと、こっちを見ている。