「今日もアユムがクラスのヤツらと話してるの見て、むかついた」


うつぶせに寝てて良かった
絶対、顔赤いもん。。


「それに・・・あの貴志ってやつ、アユムを狙ってる。それ知っただけでアユムを奪いたくなった」


不意に、首筋に柔らかいものがあたった
最初は気付かなかったけどチュっと吸われて唇だと気付く

「ふやぁ!?」

つい情けない声をあげてしまった


「あっごめん!?ってもしかして全部聞いてた?」


俺は顔を赤くして、毛布で顔を隠した

「・・・聞いてたんだ」