紗騎「でも、変装はして行ってね。してなかっ
たら大変よ??笑」

紗那「はぁ…わかったよ行けば良いんで
しょ!行けば!」

ウィッグとかカラコンってあんま好きじゃない
んだよね…だって頭蒸れるし目はかゆくなる
し!最悪じゃん!

でも、あたしの色の方がキモいんだろうけど
ね。あたしの髪は紅色、目が薄紫色だからね笑

そのせいで小さい頃からいじめの対象だった

だからウィッグとカラコンしてたほうがマシ
なんだろうねきっと

紗騎「因みに言うけど蘭咲高校は全寮制だから
ねッ♪荷物はまとめて送っといたから」

紗那「りょーかい」




その後は明日からの高校生活の準備をしてゆっ
くりして眠った







ピリリリリ…ピリリリリたポチッ…


よしっ!今日は目覚まし時計壊さなかった♪

着替えなくっちゃ!!ウィッグ蒸れる…やだな

でも、正体バレるのはヤダから我慢してかぶる。


トントントントントン…カチャ

紗那「おはよ〜う」

皆「おはよ〜う」

紗騎「早くご飯食べちゃってね〜」

紗那「は〜い」

アタシはちゃっちゃとご飯を食べていつでも出
れるようにしておいた。

………ねむい…少しなら寝ても大丈夫かな??

ねよ………





紗騎「紗那ぁ〜何時まで寝てんの〜」

ん……今何時…?

時計を見ると8時15分を過ぎていた。

紗那「遅刻する!ヤバっ!行ってきます!!」


ハァ…ハァ…門閉まってる…

ん〜どーしよー飛び越える?越えちゃうか♪

ヒョイッよしっ早く理事長室に行かなきゃっ!

この時誰かに見られてた事にアタシは気づかな
かった…