--そして翌日。
あたしは駅前まで歩いて行った。
そして聖奈の姿を見つけて
「あ…っせい…な?!?!」
あたしは目を見開いた…
えっ?!なんで?!?!
「聖奈!なんでこの人がいるの?!」
だって…そこには
「俺だって聞いてねぇー!!」
そう言って喚いてる斉藤先輩がここにいるんだもんっ!!!
「あのね、俊希が闘牛のことおもしろくなっちゃったみたいで、2人一緒にいるとこ
見たくなっちゃったんだって!だから今日は4人で遊ぶの!言わなくてごめんね?☆」
聖奈さん…またてへって感じ出まくりですけど…!!
「なんでこんな大事なこと言ってくれなかったのーっ?」
あたしは口を尖らせながら言った。
「だって言ったら絶対来なかったでしょ??」
「ま…まぁね…」
確かに…。
あたしはそれを聞いたら絶対100%今ここにいないであろう。
斉藤先輩の方を見たら明らかに不機嫌オーラ出してるんですけど…。
そんなにあたしがいたことに不満だったんかこの人は?!
あたしも負けじと不機嫌オーラをかもし出してやったっ