「楽しかったねー!ジェットコースター」

「お、おう…だけど疲れた…」

「そーだね…少し休もうか。薬も飲んでおいた方がいいよ」

「おう」

俺らは近くのベンチに座り
休憩をとった

「お腹すいたー…もうお昼だー…」

「だな…時間がたつのって早いな…何か買うか?」

「うん!僕が買ってくるから、玲央はここでいい子に待っててね?」

「分かった」

そう言うと奏多は走って行った
その間俺は、空を眺めていた

何だかんだ言って結構楽しんでる
自分がいる

「最初で最後…だもんな」

もう一回くらい
奏多と一緒に来てぇな…

だけどそれは、叶わない願い
神様はいじわるだ…

俺は空を見上げながら
そんな事を考えていた