「奏多、ありがとな…」

「僕は何もしてないよ?」

「いや、してくれてるよ…」

何度お前のその言葉に助けられてきたか
何度お前のその笑顔に救われてきたか

お前がいなかったら
今の俺はいなかったかもしれない


「俺…生まれて初めて…本気で生きたいって思った。お前と出会って俺は変われた。だからお前にはすげぇ感謝してるんだぜ?」

「…玲央…」

「お前の言葉1つ1つが…俺の迷いを消してくれるんだ…お前のその笑顔が…俺の心を癒してくれるんだ…だから俺は…!ここに命がある限り…お前の隣で笑い続ける」

「…玲央っ…!ありがとう…!」

この心臓が止まるまで
俺は諦めない

生きる事を――――