「君の心臓は今、ちゃんと動いている。でも…いつ止まるか分からない…」

そんな事…俺が一番よく知っている…
止まってしまったら、その時はもう…

「君の命は…長くて20歳。短くてあと1年だ…。」

「っ?!」

その言葉に俺は目を見開いた
まさかそんなに早く自分の命がつきるなんて…

いつか死ぬとは思っていたけど
そんなに早いなんて…

俺は言葉を失った

その後の先生の話は全く覚えていない

俺はもうすぐ死ぬ…
何も成し遂げないまま…

気づけば俺は
病院の屋上にいた…