「涼くん…ほんとに私のこと好き?」
「何言ってんの?」
涼くんの顔が少しだけ怖くなった
「聞いてみただけ…もし、涼くんが私のこと好きじゃなかったら好きじゃないって言っていいんだよ?別れようっていっていいんだよ?」
大好きだけど、涼くんが私のこと嫌いなら仕方ないよね
涼くんが少し黙ってからくちをひらいた。
「ごめん、光。」
涼くんがあまりにも悲しい顔するから、私はその場から逃げた。
「まって、光!!!!」
涼くんの声が聞こえたけど、私には振り返る勇気なんてなかった。
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