あたしにとって病院は地獄。診察なんてだいっきらい。入院なんて...考えるのも嫌。




それを知っているのに香穂は病院に行けって...




鬼だ。鬼だ。 


そんなことをしているうちに、舞が鞄を取ってきてしまった。あぁそんな急がなくても良かったのに…



「ごめんね梨花ちゃん。今先生手が離せないから一人で行ける??かかりつけの病院すぐ近くだよね??」



「はい。大丈夫です。じゃあいきますね。」







ふらっ。バタンッ




「「梨花!!!!!!!!!!!!!」」