「もどりたくない…」

泣き出しそうになるのを我慢して流聖さんと煌さんを見た。

流「分かってる。とにかく今日はここに居ろ。」

女の子は頷いて涙を手で拭った。


流「お前等、今の聞いてたな?
  風銀とこの子について分かったらすぐ教えろよ。」

「「はい!」」



涼「なんかすっげー訳ありな子拾ちゃったんじゃね?」

悠「ああ。そうだな。」


煌「この子部屋に連れて行くね。」

奥にある部屋に煌さんは女の子を連れて行った。


流「名前考えてやらねーとなー。」

悠「どうするんですか?」

流「どうすっかなー。
  お前等全員1人1個考えてこい。
  で、また明日ここ集合な。」

それだけ言うと流聖さんも部屋に行った。


大「名前って言われてもなー。」

涼「名前辞書買ったらいいじゃん。」

悠「それいいな!」


こうして、明日「赤ちゃんの名前辞書」を買いに行くことになった。